「終身保険」と「定期保険」の違いをわかりやすく解説!

こんにちは!
生命保険を選ぶ際に、「終身保険」と「定期保険」という二つの種類があります。
しかし、これらの違いが分からず迷う方も多いのではないでしょうか。
今回は、それぞれの特徴や利点、選び方について初心者の方でも分かりやすく解説します。
このコラムは、金融や経済の知識があまりない方でも理解できることを心がけています。ぜひ最後まで読んでみてください!
そもそも「終身保険」って何?
終身保険は、その名の通り「一生涯」を保証する保険です。
契約期間が定められておらず、加入者が亡くなるまで保障が続きます。
特徴は以下の通りです。
- 永久保証
- 契約者が亡くなると保険金が受け取れるため、遺族の経済的な負担を軽減できます。
- 貯蓄性あり
- 保険料の一部が積み立てられるため、解約時には解約返戻金を受け取ることが可能です。
- 保険料は一定
- 保険料は契約時の年齢や健康状態に応じて決まり、支払い期間中は変わりません。
ただし、終身保険は定期保険に比べて保険料が高い傾向にあります。
これは終身保険に貯蓄性の機能があるためです。
そもそも「定期保険」って何?
定期保険は、一定の期間のみ保障が続く保険です。
例えば10年や20年といった契約期間が設定され、その期間内に加入者が亡くなった場合に保険金が支払われます。
特徴は以下の通りです。
- 期間限定の保障
- 契約期間が終了すると保障がなくなります。
- 保険料が安い
- 終身保険に比べて保険料が低いため、予算が限られている方に向いています。
- 貯蓄性なし
- 解約返戻金がほとんどないため、掛け捨て型の保険とも言えます。
定期保険は、子育て世代や住宅ローンの支払いが重なる期間など、特定のライフステージにおける保障を目的とする方に適しています。
終身保険と定期保険の違いのまとめ
項目 | 終身保険 | 定期保険 |
---|---|---|
保障期間 | 一生涯 | 一定期間 |
保険料 | 高め | 安め |
貯蓄性 | あり | なし |
解約返戻金 | あり | ほとんどなし |
基本的には定期保険がお薦め
いけぶくろFP事務所では、基本的に定期保険をお薦めしています。
終身保険には貯蓄の機能もあり資産形成と保険を同時に行えるように思えます。
しかし、多くの終身保険における資産形成は、株式などの成長性のある資産で行われておらず、非効率的な面もあります。
そのため、特に資産形成をしたいと考えている働く世代の方々においては、保険の安い定期保険と株式などの資産運用の組み合わせが良いでしょう。
まとめ
生命保険は人生設計において重要な役割を果たしますが、「終身保険」と「定期保険」の違いを理解することが第一歩です。
終身保険は安心の一生涯の保障を提供し、定期保険は期間限定で手軽に保障を得られるという特徴があります。
それぞれの保険の利点を生かし、自分のニーズに合った選択をしてください。
保険に関するご相談や疑問があれば、ぜひ専門家に相談してみましょう。
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