資産運用

サーキットブレーカーについて解説

toku11711

こんにちは!2025年4月7日に発動された「サーキットブレーカー」について、わかりやすく解説します。
このコラムは、金融や経済の知識があまりない方でも理解できることを心がけています。ぜひ最後まで読んでみてください!

サーキットブレーカーのイメージ

サーキットブレーカーってなに?

サーキットブレーカーは、金融市場における急激な価格変動を防ぐための仕組みです。
特定の条件が満たされた場合に取引を一時的に停止することで、市場の安定性を保つ役割を果たします。この仕組みは、特に株式市場で広く利用されています。

なぜサーキットブレーカーが必要なの?

市場は時に突発的なニュースや感情的な売買によって大きく揺れることがあります。
こうした状況が続くと、価格が過度に乱高下し、投資家に混乱をもたらすことがあるため、冷静な状況判断を行う時間を確保するのが目的です。

サーキットブレーカーの仕組み

サーキットブレーカーは一般的に以下のように発動されます。

  • 価格変動の閾値が設定されており、その閾値を超える変動が発生した場合に発動します。
  • サーキットブレーカーが発動すると、一定時間取引が停止されます。
  • 停止後、通常の取引が再開されますが、追加の規制がかかることもあります。

日本市場における例

日本の株式市場でも、サーキットブレーカーが発動する仕組みが組み込まれています。
具体的には、日経平均先物や東証株価指数(TOPIX)先物では、前営業日比で上下8%を超えると発動されます。
具体的にこれにより投資家が状況を冷静に見極める時間を確保することができます。

まとめ

サーキットブレーカーは、金融市場における安全装置とも言える仕組みです。
証券取引所はこうした仕組みを事前に作っておくことで、市場の混乱を抑えようとしています。

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『日経平均先物「サーキットブレーカー」発動』 日本経済新聞社

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    国内大手の資産運用会社で金融商品開発やファンドマネージャー業務に従事。チーフ・ファンドマネージャーとして、合計1兆1000億円超の運用を預かる。担当ファンドは3年連続で外部評価機関のアワードを受賞。
    その後、スタートアップ企業に参画し、生命保険の推奨アルゴリズムを開発。

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