資産運用

証券口座の不正アクセス問題とその対策

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最近、証券口座を狙った不正アクセスが相次ぎ、ニュースでも大きく取り上げられています。この問題は、投資初心者からベテランまで、すべての投資家にとって無視できないリスクとなっています。このコラムは、金融や経済の知識があまりない方でも理解できることを心がけています。ぜひ最後まで読んでみてください!

証券口座の不正アクセスへの対策が重要です

不正アクセスの手口とは?

不正アクセスの多くは「フィッシング詐欺」と呼ばれる手口で行われます。これは、証券会社を装った偽のメールやウェブサイトを使い、ログイン情報やパスワードを盗む方法です。例えば、「利用規約の変更」や「異常な取引が検知されました」といった内容で不安を煽り、偽サイトに誘導するケースが報告されています。

盗まれた情報を使って、第三者が証券口座にログインし、勝手に株式を売買する被害も確認されています。特に、楽天証券や野村証券などの大手証券会社でも被害が発生しており、注意が必要です。

被害を防ぐための基本対策

  • 二段階認証を設定する
    • 二段階認証は、ログイン時に追加の確認ステップを設ける仕組みです。これにより、不正ログインのリスクを大幅に減らせます。
  • 怪しいメールやリンクを開かない
    • 「急いで対応してください」といった内容のメールには注意が必要です。公式サイトに直接アクセスして確認する習慣をつけましょう。
  • パスワードを定期的に変更する
    • 強力なパスワードを設定し、定期的に変更することで、情報漏洩のリスクを軽減できます。

「自分の資産は自分で守る」意識を持とう

証券会社はセキュリティ対策を強化していますが、最終的には利用者自身の注意が重要です。日々のセキュリティ対策を習慣化し、安心して投資を続けられる環境を整えましょう。

まとめ


証券口座の不正アクセス問題は、投資家だけでなく、これから投資を始めようと考えている方にも関係があります。ぜひこの記事を参考に、今一度セキュリティ対策を見直してみてください。

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    得能 達
    学問と実務に精通した専門家
    国内大手の資産運用会社で金融商品開発やファンドマネージャー業務に従事。チーフ・ファンドマネージャーとして、合計1兆1000億円超の運用を預かる。担当ファンドは3年連続で外部評価機関のアワードを受賞。
    その後、スタートアップ企業に参画し、生命保険の推奨アルゴリズムを開発。

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    ・一橋大学大学院経営管理研究科金融戦略・経営財務プログラム(MBA)
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